こんにちは、釣り工房「海匠(うみしょう)」の管理人です。
これまでは「カットウフグ仕掛けとエビエサの極意」について解説してきましたが、今回はもう一つのエサ取り名人、「カワハギ」にスポットを当てます。
カワハギ釣りの成否を握るのは、何と言っても「アサリ」です。船宿で冷凍アサリや剥き身を買ってそのまま使っていませんか?
実は、アサリを自分の手で「剥き」、そして適切に「締める」ことで、カワハギの誘いやすさとエサ持ちが劇的に変わります。今回は、職人が現場で実践しているアサリの仕込み方と、手放せない必須アイテムをご紹介します!
なぜ冷凍ではなく「生アサリを自分で剥く」のか?
市販の冷凍アサリは手軽で便利ですが、職人が「生の殻付きアサリ」にこだわるのには明確な理由があります。
ヌメリと張りが違う:自分で剥き立てのアサリは、身のプリプリ感(張り)が段違いです。海中でのアピール力が圧倒的に高くなります。
サイズを選別できる:カワハギの口の大きさに合わせて、小さなアサリだけを針用に選ぶといった「一工夫」が現場で活きます。
吸い込みの良さ:冷凍特有のパサつきがなく、カワハギが違和感なく一瞬で口の中に吸い込んでくれます。
少し手間はかかりますが、この「ひと手間」が竿頭(竿頭:その日一番釣った人)への絶対条件になります。
【職人の技】アサリを完璧に仕上げる「締め」の工程
剥いたアサリをそのまま使うと、柔らかすぎてカワハギに一瞬で盗られてしまいます。そこで、水分を抜いて身を硬くする「締め」を行います。
手順1:水分を徹底的に切る
剥いたアサリをザルに上げ、キッチンペーパーなどで水分をしっかり吸い取ります。
手順2:専用の締め粉をまぶす
ここで市販の「アサリ締め粉」を全体にまんべんなく振りかけます。塩でも代用できますが、専用粉を使うと身が硬くなりすぎず、理想的な「弾力」に仕上がります。
手順3:ぬめりを取り、シャキッとさせる
粉をまぶして数分置くと、水分と一緒に余分なヌメリが抜けていきます。これで、針に刺しやすく、カワハギの猛攻にも耐える「最強のアサリ」が完成します。
カワハギ釣りが快適になる!職人の必須アイテム
アサリの仕込みを劇的に効率アップさせ、釣果を伸ばすためのおすすめアイテムを紹介します。
1.これがないと始まらない!アサリ専用締め粉
水分を程よく抜き、アサリの身をキュッと引き締める定番の粉末です。
マルキュー バクバクソルト:アサリのヌメリをしっかり取り除き、滑り止め効果で針刺しが圧倒的にスムーズになります。適度な硬さに締まるため、カワハギのエサ持ちが劇的にアップします。
2.殻剥き作業が圧倒的に楽になる専用ナイフ
貝殻をスムーズにこじ開け、身を傷つけずに綺麗に剥くためのプロ仕様ナイフです。
錆びに強く切れ味長持ちのステンレス鋼のベストセラーナイフ。
また、刃部表面にフッ素塗装を施すことによってより汚れ・錆びがつきにくい。(フィッシュナイフII型+Fのみ)
収納はコンパクトで安全な両開き構造。
頑丈な刃先で殻付きアサリも楽に処理でき、釣行前の準備が格段にスピードアップします。
まとめ ➔ エサの準備から、カワハギ釣りは始まっている
カワハギ釣りは、仕掛けのコントロールだけでなく、「エサをどうベストな状態に保つか」という準備の段階からすでに勝負が始まっています。
自分で剥き、綺麗に締めたアサリに、カワハギがたまらず「カンカンッ!」と激しいアタリを出してくる瞬間は格別です。ぜひ次回の釣行前に、この仕込みを試してみてください!


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